親の介護のストレス限界!効果的な解消方法とは?介護うつを回避した4つの方法

自宅で親の介護をしていると、ストレスが溜まりイライラもしますよね。

自分自身を見つめる時間も、精神的な余裕もなくなってしまい、心が悲鳴を上げても気づけないことも。

今回は介護歴10年の筆者が、実際にやって効果のあった介護のストレスの解消法や原因、向き合い方を解説します。

「介護はいい加減にやりなさい」私を救った一言

毎日浴びる罵倒や非難。親の介護は、親近者だからこそ生まれる苦労もあります。

それまでの私は、イライラして「うまく立ち回れない、だめだなぁ」「もっと優しくしなきゃ」と、

毎日自分を攻めてばかり。

いつの間にかストレスが限界に達し、夜な夜な涙が止まらなくなりました。

そんな時、介護歴30年の方に言われたひと言で、毎日が劇的に変わりました。

「介護はいい加減にやりなさい。70点で良しとしなきゃ」

その日から、自分を責めることもなくなり、心がうんと軽くなりました。

ですが、終わりの見えない親の介護の場合、どうしたら良いのでしょうか?

意外と気付かない介護のストレス。「自分は大丈夫」私もそう思っていた一人でした。

原因は大きく分けて2つ挙げられます。

介護ストレスの原因

厚生労働省の調査によれば、家族の病気や介護に悩みがあるのは、

男性で68.7%、女性は74.5%もの割合となり、年齢別・性別だと60代から70代が最も多く、

60代女性では80.7%、70代女性で78.2%もの人がストレスを抱えています。
厚生労働省「平成22年国民生活基礎調査の概況」 

60代以上の高齢の女性へのストレスが多いことが伺えます。

ストレスの原因は様々ですが、大きく分けると身体の負担と、精神的な負担があります。

身体の負担

オムツ替えや、床ずれ防止など身体を使う介助では、体力も消耗します。

毎日、何度も身体を持ち上げ、支えなければいけないなど、自宅介護は体力勝負の一面もあります。

通院や買い物など、必要な外出に同伴しなければならないことも。

ご自身の家事のほかにもやることがたくさんあり、ますます疲弊してしまいます。

精神的な負担

認知症を発症されていれば、正常な判断や、感情のバランスを崩すこともあり、

暴言や暴力、理不尽に怒鳴られたりもします。

徘徊などは夜中でも気を張ってしまい、心が休まる時間もありません。世話をしても

「介護しても感謝されない」

「当たり前に思われている」

「私ばかりにおしつける」

ストレスがたまって不眠症になることも。

意外と気づかないストレスのサイン

毎日行う介護生活のなかでは、知らないうちにストレスが溜まっています。

日頃、なんとも思わない一言でやけに落ち込んだり、涙が止まらなくなたり。

下記の項目で当てはまるものはありますか?

「まだまだ大丈夫」と思わずに、自分を見返すこともとても大切です。

  • マイナス思考になる
  • 涙が出てくる
  • 毎日が鬱な気分
  • 眠れなくなる

本当に役に立ったストレス解消法

精神的な疲労が蓄積しているのに、ストレスサインを見過ごしているといつの間にか介護うつになってしまいます。

介護する側がダウンしてしまっては共倒れです。

そこで、実際に私もやっているストレス解消法を解説します。

一つ一つは何でもないことですが、その小さな一歩が、大きな影響を与えることもあります。

同じ境遇の人に話す

知り合いや、ケアマネさん、誰でも構いません。

同じ境遇の人と会話をしてください。きっと共感してくれるはずです。

私は、老々介護をなさっているご婦人から

「あ・り・が・と・う たった5文字がいえないのよむかつくわ!」と、

笑顔で話されたことがあります。

寝食を忘れるくらい没頭できる趣味

これは、一番効果のあったストレス解消法です。

介護から離れた時間に、「寝食を忘れるほどに夢中になる」ものを見つけてください。

筆者は、長編小説。毎日読んでいます。

気づいたら朝だったこともある程、読書に没頭していました。

大切なのは介護と切り離した時間と思考です。

親の介護のことばかりで自分を責めることを中断し、全く違う思考に浸る時間を作ってあげてください。

介護を離れる時間を作る

24時間、365日介護することは不可能です。

一人の時間を作るためにも、デイサービスやショートステイなども利用してみましょう。

今は、夜中でもスタッフが朝まで常駐し見守るサービスもあります。

日中ならデイサービスなどの施設、夜中なら見守りサービスなど臨機応変に利用して自分時間を作り出しましょう。

頑張りすぎない

「こうしなきゃいけない」と、自分を追い詰めていませんか?

「〇〇でなければいけない」はクセのような思考です。

介護は70点で良しとしましょう。

また、介護関連の書籍や用品でもヒントはたくさんあります。

ちょっとした言葉や便利グッズで頑張りすぎる思考の矛先を変えてみましょう!

心のひと休みに、手にとってみてください。

おすすめの書籍

頑張りすぎないと言われても、何から始めていいのかわからないなら、こちらの2冊をおすすめします。

「親の介護は9割逃げよ」
黒田尚子 (著)

ファイナンシャルプランナーの著者が書いた介護全般の1冊。タイトルに逃げろとありますが、そのままの意味とは少し違います。
親を介護している世代へ向けた内容です。お金の管理の仕方、介護施設について、相続など。全部を背負わないでいいんだ!と思えるほど、知識がギュッと詰まった一冊です。

新生ヘルプマンケアママ!(著)くさか里樹

プロレスラー兼ヘルパーの母親が、介護の現場で起こる様々な問題をコミカルに描いています。

レスラーでもあるシングルマザーの主人公が、末期がんの男性を介護するなかで、愛人問題⁈や人生の後悔など、バタバタ介護と育児に奮闘するお話。「長文は読めない」という方には、漫画でサクっと気軽な気分転換におすすめです!

まとめ

親子だからでてくる介護の悩み・ストレス。

意外と蓄積されていきます。

親の介護のストレス解消には

・同じ境遇の人に話す
・没頭できる趣味をもつ
・介護と離れる時間を作る
・頑張りすぎない


この4つが一番役に立ちました。

介護うつになる前に、ストレスと上手に付き合っていきましょう!

また、キャプスでは介護する人達にお役立ちできる書籍やグッズなども扱っています。

ぜひ覗いてみてください。

投稿者プロフィール

わんこ
わんこ
元銀行員。40代副業ライター。

仕事もしながら、脳疾患、認知症状の介護に毎日奮闘中。

得意分野は介護と相続、時々犬。愛犬家です。

マンガと小説好き。毎日明るく過ごしたい。

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