親の見守りサービスにはいろいろとありますが、親が受け入れないこともあります。
それでも子供ごころとして心配してしまうもの。いろいろなサービスを知って、自分たちに合うものを見つけましょう。この記事では親の見守りサービスについてまとめて紹介しています。
親の見守りサービスとは
親の見守りサービスには、人が行うもの(サービス)とモノ(カメラやアプリなどのいわゆるグッズ)が行うものがあります。
子供としては心配でも、カメラやロボットなどは、「必要ない」「監視されているようで嫌だ」といわれる場合もあるでしょう。
ここでは訪問型のサービスをみていきます。いろいろなサービスがありますので、どれであればお互いに安心できるのか、検討してみてください。
親の見守りサービス(訪問型)
民間のサービスで、もともと家を訪問するサービスに付随したものが多いです。
ワタミの宅食
食事を宅配するのと同時にご家族の状態を確認します。
■食事の宅配+見守りの場合:食事の料金+1日150円(税込)
■見守りサービスのみ利用:1日250円(税込)
ヤマト運輸
センサー機能のついたライトを設置し、一定の期間に家に動きがないことを察知すると、ヤマト運輸の宅配員が訪問、状況に合わせて地域包括支援センターなどに連絡してくれます。
■月額1,078円(税込)
ALSOK
見守りサービスといえばALSOKが有名です。専用コントローラーで体調の異変時に相談することもでき、「何かがある前から」サポートしてもらえます。
■月額1,870円(税込)
郵便局見守りサービス
郵便局の配達員などが月に1度、自宅を訪問し30分程度の質問を実施、指定のメールに報告してくれます。
■月額2,500円(税込)
わたしの看護師さん
看護師の有資格者による、見守りサービス。健康管理や通院の付き添いも行ってくれます。見守りだけでなく、日常的に看護師さんの目線で体調の異変などに気付いてもらえるので安心です。
■月額4,400円~(税込)
民生委員・ボランティア
地域の民生委員やボランティアの方が見守りを行ってくれる地域もあります。市区町村に問い合わせ、依頼ができるかどうかを確認してみましょう。
訪問介護などの公的サービス
要介護認定があれば、訪問介護など、自宅に定期的に訪問してもらえるサービスを利用することで見守りにつながります。
デイサービスなどの通いの場合も、定期的に計画を立てられており、送迎サービスがあるため、異変があると気付いてもらえます。こうした公的サービスの利用も良いでしょう。
定期的に状況を確認できることが安心につながる
ときどき、たまに、であれば、自分たちでもできることがありますが、それでは不安ですよね。
カメラなどはプライバシーの面で抵抗感があったり、見守りポットのような「使うこと」でお知らせをするものもありますが、使わなければわからないということもあり、余計心配ということもあります。
できれば電話やテレビ電話などで日々の様子を伝えあったりすることで、親も子供に対して安心感を感じることができますが、そばに居られない不安はこうした訪問型のサービスを利用することで少し解消されるかもしれません。
意外と低価格のものからありますので、「利用しておけばよかった」と思う前に、気になったらぜひ検討してみてくださいね。
投稿者プロフィール
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5年にわたり祖母の介護を経験。その経験を元に、介護の世界へ。
現在はライターとして介護の記事を中心に執筆中。
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