親の病院付き添いが大変!ボランティアに依頼はできる?

介護の悩み
Smiling children signing OK

親の高齢化に伴い、増えてくる病院への付き添い。中には定期的に通院が必要な場合もあり、送迎や病院での待ち時間などを負担に感じてしまうかもしれません。そんな時、ありがたいのが病院の付き添いをボランティアに頼めるサービスです。今回は、利用できる主な病院付き添いサービスを紹介します。

親の通院付き添いが疲れる理由

病院の付き添いといえば、ただ親を病院に連れて行くだけというイメージかもしれません。しかし実際は、病院への送迎だけでなく診察への同行や薬の受け取りの待ち時間などを含めると1日がかりになってしまうことも。

ここでは、親の通院付き添いが疲れる主な理由を4つ紹介します。

金銭的な問題

離れた場所に親が住んでいる場合は、送迎の際の交通費やガソリン代などがかかってしまいます。また総合病院などは待ち時間も多く、予定よりも帰宅時間が遅くなってしまうケースも。夜ごはんの支度ができず総菜を買ったり、外食になってしまったりなど予想外の出費も考慮する必要があります。

自分のスケジュール調整が難しい

病院の付き添いは、意外と時間がかかるもの。仕事をしている人は、付き添いのために会社を休まなければいけないケースも少なくありません。また主婦でも家事や育児など自分や家族のための仕事があるため、病院の付き添いのためにスケジュール調整をするのが難しい場合もあります。

親の体調の変化

通院するということは、体調に不安を抱えているからです。やはり親の体調は気になるものですし、診察結果によっては一喜一憂してしまうのも無理はありません。親の体調の変化におのずと精神的な疲れをため込んでしまっていることも。

病院内での気苦労

総合病院などの大きな病院に付き添う場合は、受付から診察までの待ち時間が長いだけでなく、診察室や検査室など移動が多いのも特徴です。親を連れて広い院内を移動するのは大変なうえ、受付で名前を聞き逃さないように注意したり、主治医の話をしっかりと聞いたりなどいろいろと気配りが必要になるでしょう。

病院の付き添いはボランティアに頼める!

短期間の通院ならまだしも、長期間にわたる定期的な通院となると、病院の付き添いも大変に感じてしまう方も少なくありません。そんな時は病院付き添いサービスを利用するのもひとつの方法です。どのようなサービスがあるか見ていきましょう。

自治体 のボランティア

各市町村に設けられている社会福祉協議会では、ボランティア活動を行っているところがあり、高齢者を対象とした外出介助や通院介助などのサービスを受けられます。自治体によって受けられるサービスは異なりますが、病院の付き添いのほかに見守りや家事の援助などのサービスも行っています。

例)生活支援サポーター事業

病院の付き添いは有償でのサービスが安心!

ヘルパーの通院介助

病院の付き添いなどの通院介助を家族ができない場合に、ヘルパーに依頼できる訪問介護サービスがあります。ただこちらのサービスは利用条件があり、要介護1~5でケアマネージャーに通院介助が必要と認められた高齢者が対象です。
通院介助が認められた場合は介護保険が適用されるほか、家での準備から帰宅するまで付き添ってもらえるので、家族の負担も大幅に軽減できるでしょう。ただし、こちらのサービスでは待ち時間中のトイレ誘導や診察室で医師の話を一緒に聞くのは保険対象外になりますので、注意が必要です。

家事代行サービス

病院の付き添い以外にも、買い物や自宅の掃除や片付けなどの家事を代行してもらえるサービスもあります。病院の付き添いはもちろん入退院時のお世話や外出の付き添いなども、代行サービスなら可能。保険は適用されず自費となるので、料金は少し高めですが、親と遠く離れた場所に住んでいてなかなか寄り添えない方などには、助かるサービスとなるでしょう。

病院の付き添いはどこまでしてもらえる?

病院の付き添いと言っても、病院に行って帰るまでにはたくさんの過程があります。どこまでがサービスの範囲内なのか気になる方も多いでしょう。ここでは例として、いくつかの企業による介護保険対象外の付き添いサービスでしてもらえることについて挙げました。サービス内容は企業によって異なりますので、依頼する場合は事前に確認しておくとよいでしょう。

通院・入院の付き添い

通院の付き添いはもちろん、入退院時の付き添いもしてもらえます。たとえば通院時は病院への距離や親の病状などを考慮し、タクシーを手配したり親の歩行ペースに合わせてくれたりとサポート。入院退院時の身の回りのお世話などもサービスに含まれます。

病院受け付け

大きな病院での受け付けはシステムも複雑な場合が多く、手続きが面倒で高齢者には難しいことも。付き添いサービスでは面倒な病院での診察の受け付けだけでなく、その後の診察室への同行も行ってもらえます。診察室から検査室への移動や、医師のお話なども的確に聞き取って伝えてもらえるので安心です。

薬の受け取り

病院によって違いはありますが、多くの病院では薬は近くの調剤薬局で受け取ります。移動を伴ううえ、薬の種類も多いと受け取るだけでも大変です。付き添いサービスでは、薬の受け取りも行ってもらえます。

まとめ

近年は家族や働き方のスタイルの変化もあり、仕事や遠方に住んでいるなどさまざまな理由で病院の付き添いが難しいご家庭も多いと思います。病院の付き添いは長期間になることも多く、介護する側が無理をして体調を崩してしまっては元も子もありません。「親だから自分でお世話しなければいけない」と全て抱え込まず、ボランティアや付き添いサービスに頼りながらうまく対応していきましょう。

りんご

りんご

5年にわたり祖母の介護を経験。その経験を元に、介護の世界へ。 現在はライターとして介護の記事を中心に執筆中。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

TOP