犬を飼えば服が変わる
ライフスタイルの変化の気づき方

前回は、実家のクローゼットを見て洋服の要不要をチェックしました。
それに刺激を受けて、我が家の洋服タンスをチェック。
使用頻度は低いけど(ここ数年は着ていない)
・まだキレイだから捨てるのはもったいない
・いつか着るかも
・高価だから置いておきたい
・思い出があるので心苦しい
といった理由で、現役のタンスの中で置き去りになっている服がちゃんとありました。

今回は、「ライフスタイルの変化に気づくときがきた」をテーマに、
片付けを進めるコツを考えてみようと思います。

ライフスタイルとモノは一致しているか


タンスを開けてまず目についたのは、会社勤めをしていたころのスーツです。
自宅で仕事をしているので、スーツを着る機会がぐっと減りました。
かしこまった場や人前に立つときに必要だからと、残していました。
タンスを開けるたびに目に入るので、存在を忘れたことはありません。
それでも着る機会は年に1回もあるかどうか。
なんとなく体のラインに合わない、なんとなく古い、
若づくりしてるみたい!?といった自問自答で結局着ていません。

ライフスタイルが変わると、必要な服は変わります。
でもライフスタイルの変化に意外と気づけず、
「出し入れしにくい」「着る服がなくなった」と感じている人は多いのではないでしょうか。

私の場合は、会社を辞めても仕事内容が変わらなかったので、
必要な服が変わる、という感覚を持っていませんでした。
だからスーツはそのままタンスの中で取り出しやすい場所にあり、
よく着るようになった服は2、3着を洗濯しては着ていました。

子供が成長して一緒に遊ぶことも少なくなり、パンツよりスカートが増えました。
犬を飼うようになり、汚れても気にならない服、傷つきにくい素材、洗いやすい服を選びます。
体重の増減ではなく体のラインの変化で、腰回りにゆとりのあるものを選ぶようになりました。

仕事の変化や子供の成長、好きなことや趣味の変化によっても
必要な服は変わってきます。

靴箱で気づく、ライフスタイルの変化

最近、よく履く靴は何ですか?
私の場合は、かつてはヒールのある靴や革靴が主流でしたが、
今はヒールのないフラットシューズ、スニーカーをよく履いています。
ライフスタイルが変われば靴が変わります。連動して服も変わります。

靴は洋服に比べると数が少ないので、
モノの全体をとらえやすいアイテム。
靴箱を見ると今のライフスタイルがよく分かります。

よく履く靴は、取り出しやすい場所にありますか?
使用頻度の低い靴が、収納スペースを占めていませんか?
「あれ!?」と思うことがあれば、
ライフスタイルとモノの持ち方にずれがあるということ。
モノの持ち方を見直す時期であることが分かります。

モノの活かし方を手に入れる時にも考えてみる

ライフスタイルの変化に気づいてモノを手放そうとしたとき、
方法がいくつかありますよね。

・リサイクルショップ(訪問、宅配サービス)
・ネットオークション
・フリマアプリ
・行政のリサイクルボックス
・寄付
・身近な人に譲る

私も、洋服をリサイクルショップに持ち込み、フリマアプリも試してみました。
覚悟していても驚くほどの値段ですし、値段が付かなかったものもあります。
フリマアプリは投稿やメールのチェック、発送作業に慣れる必要がありました。
娘に譲ろうと思いましたが、同じ家の中でモノが動くだけで数は減らないので、
我慢しました。
そんな私が最近よく利用しているのは、
店舗で見かける回収ボックスや下取りサービスです。
自店の商品だけでなく、他店の商品も回収してくれる店舗も増えてきました。
回収するのは洋服だけでなく、靴やビジネススーツ、バッグなどの回収もあります。
持続可能な社会を目指すという企業の姿勢が求められる今、
回収アイテムはもっと増えそうな気がします。

モノの活かし方を、手に入れる時にも知っていたら、持つモノが変わってきそうです。
そして手放すのも楽になりそうです。

いずれ私が住んでいる家も、子供たちにモノを置いていかれる実家になります。
手放せないから置いているモノを減らすためにも、
「モノの活かし方」のアンテナを張っておこうと思います。

***次回更新予定***
11月第5週目【 11月30~12月4日】

 
登場人物
梶津さん
フリーの編集者の傍ら、整理収納アドバイザー資格を取得。家族を巻き込みながらシニアの生活にもやさしい実家の片付けを目指す。
定年退職後、同じ職場でアルバイト。カープとビール、横になれる畳一枚あれば幸せ。とにかく子煩悩、さらに孫煩悩。
近所のスーパーでパート勤務。若いころは陶器の置物や食器を集めるのが趣味。片付けが苦手。好きなものは、アップルパイ、サスペンスドラマ、孫。
サラリーマン。何よりもカープ最優先。毎年、宮崎にキャンプイン。使ったものを置きっぱなしにする。急にスイッチが入って断捨離する。
息子
高校2年生。明るく人当たりがいい。マイペースな妹が大好き。整理上手、普段から机の上にモノがない状態をキープ。
中学2年生。ファッション、メイクに興味しんしん。整理が苦手。ほしいものがたくさんある。

profile


梶津 利江(かじつ りえ)
 
フリー編集者&整理収納アドバイザー。
自宅で編集の仕事をするようになって、どんどん増える資料やどんどん増える紙モノに頭を悩ませていました。すぐに仕事を再開できるように途中のままにしておきたいし、でもスッキリと見せたいという気持ちの折り合いをつけるヒントを求めて、整理収納アドバイザー1級を取得。
学ぶ中で、編集と片付けは「全体から大事なものを見つけて分かりやすくする」という共通点があることを発見。大事なものを大切にする「編集&片付け」をモットーとしています。
夫の両親となんとか2世帯同居中、夫と子供2人、愛犬と暮らしています。
 

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