特別ひろう話 その9 僕が死んだら

よし爺のおうち暮らし歳時記

女房の仕事は、さしすせそ(裁縫、躾、炊事、洗濯、掃除)と5つの役割(母、妻、嫁、娘、働き手)、ついで我が家では金銭管理まで担っています。私は指示されれば動く足であります。
気が付いていましたか? 私は最近気づきました(遅い!)。洗濯も、洗濯機に入れてボタンを押すのが洗濯と思っていませんか? 特に昭和の大人にこの傾向があります。
干して、たたんで収納場所まで入れるまでが洗濯です。炊事も作って盛り付けをし、配膳を行い、食器を洗って拭いて乾かして食器棚に入れるのが炊事です。こりゃあ大変だ!
とはいえ、僕が死んだら困ることはなんだろうと考えたら!ありました。女房より強いデジタル関係です。デジタル機器ではありません、目に見えないデジタル関係です。よく考えれば、目に見えないから放っておくと大変なこととなります。ご用心ご用心!
4コマ漫画で我が家のあるあるを面白く紹介しています。
歳を拾っても楽しいことをいっぱいしたいですよね!それが終活だと思いますよ。

僕(私)が死んだ時を想定してデジタル関係の対応をまず知っておいてください。
今回は、僕が死んだらアナログ記録帳に挑戦一年目の結果報告。

冒頭にまず、パソコン、スマホ、デジタル記録とアナログ記録に分けた方が安心だと私は思っています。個人情報は漏洩の心配の少ないアナログが一番です(盗まれたり落としたりする不安はありますが、わけのわからないところで盗まれて広まるよりは、よっぽど安全だと思ってます)。

子どもたちに伝えたいことは色を決めてファイルケースに入れます。もちろん終活ノート(市販のものでもOKです。そのケースに入る大きさにします。アナログ記載の保管はすべてこのノートに記帳していきます。忘れないように色を決める方が探しやすいですし、探すとき●色のケースは知らないかで済みます。オレンジでも、赤色でも緑色でも目立てばOKです。

 アナログ記録ノート は、主に登録や契約に関する情報です。SNSと金融・投資と定期購入契約への死んだ後の停止のために記帳が必要です。できる事ならW2Hで記帳されるといいでしょう。

When(契約日)
Where(どこで:相手と担当者名、申し込み方法(NETか窓口申し込み、郵送)
③Who(誰名義・アドレス・パスワード)
④What(何を契約商品名)
⑤How(どのように単発か継続契約か)
⑥How much(契約金額))
を記載してください。

赤文字は必須です。これらはパソコンやスマホに入れるデジタル記載より、上記の終活ノート(アナログ記録帳)への記載が安全です(あくまでも自己責任ですよ)。

パソコンスマホデータ記録 は、『削除したいもの』と『渡したいもの』とに分けることができます。特にパソコンのデータは、他人に見せたくないモノは死んだら自動的に削除したいものです。
しかしながら、生きている内は見たり、操作したり、楽しんだりしたいものですよね!不意な事故や身体が不自由になった時や召されたときの急な作業(伝えたいことの整理分類やデータ削除)は難しいですよね。


希望としては、伝えたい残したいデータが残したい人に分かるように!と削除したいデータが自動的に削除してくれる!ソフトがあればいいですよね。
ありました、五つ紹介します。


❶編みノート(https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/aminote/)
❷終活ソフト(https://www.gigafree.net/security/privacy/SyukatsuSoft.html)
❸死後の世界(https://www.gigafree.net/security/privacy/will.html)
❹僕が死んだら(https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se444807.html)
❺Remove Timer(https://freesoft-100.com/review/removetimer.html)

どれがいいかは個人の使い勝手と、パソコンスキル、そして死んだ後の対応者によって変わってきますから、試してみてください。
『渡したいもの』については、上記のソフトの中で自動的にワードを立ち上げてくれるものや終活ノートが組み込まれているのがありますので確認してください。

【注意して下さいね】

削除したいデータは、手順を間違えると意に介して思わぬ事件となり、そのデータと会えなくなりますのでご用心を!
・・・・・・私自身のために試してみようかと思います。その時は『試してみました』で紹介します。

試してみました!

撲が死んだらアナログ記録帳、挑戦一年目の報告。
かなり派手な原色のファイルケースにノート(アナロク記録帳をわたしは繋ぐノートといってます。写真は個人情報なのですみません白黒ぼかしをいれました)。


一年間の使用の報告
ファイルケースに入ってるもの
1)保健証、診察券、お薬手帳等の医療関係
2)子財布(購入メモと小銭領収書入れの為)
3)僕が死んだらアナログ記録帳A5サイズ
・パソコン、スマホのインターネット関連記録
・パソコン、スマホの備忘録
・終活関連
・その他、モロモロ
で、一年経ちました。

【個人的な結論】
1か所にまとめていることと、ファイルケースはB5サイズと大きい物にしているので、忘れることなく便利に使っています。セカンドバックのようにいつも手元意識ができるので、今では手元に無いと不自然な感覚になっています。非常に便利なのと安心感があります。大変便利でお勧めしたいと思います。

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投稿者プロフィール

森本好秀(もりもとよしひで)
森本好秀(もりもとよしひで)
自分史アドバイザーの資格を取り、自分史自費出版教室の講師を務めています。著者として9年前にkindle(電子書籍)で4コマ漫画「家庭菜園仰天日記」を出版。それから4コマ漫画にはまり描き続けています。中学高校と美術部で活動し、日本デザイナー学院の教務経験からデザイナー関係の人脈を多少築き、その関係から広告代理店に30年勤め、製版会社に7年、そして印刷会社に勤めて9年。現在はYouTubeやら4コマを中心にプチ作家生活を楽しんでいます。

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