足のむくみで靴が履けない高齢者におすすめ|理学療法士の厳選4選!

おすすめグッズ・サービス

Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/xs526737/caps-channel.jp/public_html/wp-content/plugins/vk-post-author-display/view.post-author.php on line 38

Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/xs526737/caps-channel.jp/public_html/wp-content/plugins/vk-post-author-display/view.post-author.php on line 38

足のむくみで靴が履けない高齢者はとても多く、靴選びにとても困っているという声を聞きます。

理学療法士である筆者は足のむくみがある方にも履きやすい靴を多くの方へご紹介しました。そのうち大勢の方が購入された靴を厳選してご紹介します。

足のむくみで靴が履けない高齢者

高齢になると、水分の代謝が悪くなったり、座ったり寝たりする姿勢が多くなり、足がむくむ人がとても多いです。
また、病気の後遺症や薬の副作用によりむくみが引き起こされることがあります。

むくみを予防することも大切ですが、日常的にむくみがある場合、靴や靴下が履けない、履いているときつくなって苦しいなど、問題が生じるようになります。

こうした場合は、介護に特化した靴が活躍します。まずはおすすめの靴をご紹介しましょう。

【厳選】足のむくみがあっても履きやすい靴はこれ!

通常、靴を購入する際は、サイズが大きめのものや足幅の広いタイプを選ぶでしょう。しかし、甲高や腫れ、むくみのある方はフィット感がしっくりとしないことがしばしばです。また、外反母趾である方の場合、足先にゆとりがあるタイプを選んでも不十分で、足先に痛みが生じます。下肢の装具を着用される方は一般の靴で履けるものは稀です。

おすすめ介護用品の靴

靴を選ぶときのポイント!

  • 脱ぎ履きがしやすい
  • 軽量
  • すべりにくい
  • 足にあわせやすい形状や左右の足のサイズが違う靴がある

ダブルマジックⅡ(現在では後続モデルでダブルマジックⅢが販売されています。)

高齢者の方や足に悩みがある方へ介護用品の靴をおすすめすると、約8割の方がダブルマジックⅡを選びました。そして、理学療法士である筆者が介護用品の靴に求める条件を満たしているのでおすすめする機会が多いです。ダブルマジックⅡは施設内や屋内で使用されることが多いですが、ちょっとした外出でも使用できます。

こちらの画像は女性用のデザインとなっていますが、無地や色違いの靴もあり男女兼用となっています。


アサヒシューズ 快歩主義(女性用)   

女性の方へダブルマジックⅡとあわせてお勧めしている靴です。この靴は甲高の方や足囲が大きめの方におすすめです。

ベルトのところにある花模様のワンポイントがおしゃれです。屋内外ともに使用できます。

特に屋外で長距離を歩くのに適しています。


ルームシューズ(RACCOハグ)      

リハビリシューズ早快マジック      

これらはクッション性があり柔らかく、甲が全開するため、むくみがあっても履きやすく調整しやすいのが特徴です。主に室内履きとして使用され、外出には足底が柔らかく足に負担がかかるため注意しましょう。

その他、高齢者の足におすすすめの靴はこちらから購入することができます。

介護用品の靴と一般的な靴は何が違うのか

では、介護用品の靴と一般的な靴の違いは何でしょうか。どちらも、さほど違いはないように思われるでしょう。しかし、履き比べてみると違いが分かります。介護用品の靴と一般の靴の違いは、以下の4つです。

  • 脱ぎ履きがしやすい
  • 軽量
  • すべりにくい
  • 足にあわせやすい形状や左右の足のサイズが違う靴がある

脱ぎ履きがしやすい

最近、一般的な靴も機能性に優れた商品が増えています。しかし、介護用品の靴のよいところは、身体の状況に合わせた履き口や素材である点です。たとえば、脳血管障害で片麻痺(片方の手足が動きづらい)の方は履き口が 狭かったり素材が柔らかすぎたりすると自分では履くことができません。

軽量

一般的な靴と介護用品の靴を比較すると、どちらにも軽量の靴は多くあります。ただ、介護用品の靴は基本的にすべて軽量!「これは軽い靴かな。どうかな・・・。」と重量を確認する手間が省けます。

すべりにくい

一般的な靴のすべりにくい機能は標準的なものとなりつつあります。しかし、素材やデザインによっては滑りやすい靴もあるので確認しましょう。介護用品の靴は全ての商品に対し工夫されているので安心です。

足にあわせやすい形状や左右の足のサイズが違う靴がある

一般的な靴で足にあわせやすいよう工夫された形状のものがありますが、左右の足のサイズが違う商品は見つけにくいですよね。介護用品の靴は左右の足のサイズの違いに対応しているものがあります。

介護用品の靴の3つの特徴

靴を履く高齢男性

介護用品の靴と一般的な靴と比較すると共通する点がありますが、介護用品の靴をおすすめする最大の特徴は以下の3つです。

歩行時の負担を軽減する

病気や事故、加齢にともなって筋力が低下します。また、身体の関節も変形(背中や腰、膝が曲がる)しやすくなります。歩行時、バランスが不安定となり、疲労も伴います。
これらの理由で転倒してしまったり、外出を敬遠するなど、意欲の低下を引き起こしてしまいます。介護用の靴は歩行時のバランスをとり、前方へ進みやすいよう工夫されています。また、足の裏が疲れにくいよう足のアーチをサポートします。

外反母趾、爪の変形など予防し悪化させにくい

関節の変形というと「背中が曲がる」「腰が曲がる」「膝が曲がる」と想像される方が多く、足に起こる外反母趾や爪の変形は見落とされがちです。
外反母趾や爪の変形があると、歩行時に痛みが生じるため、うまく足を踏みしめることができず転倒の引き金となってしまいます。また、痛みをかばった歩き方は外反母趾や爪の変形を助長させます。介護用品の靴は、これらの症状を予防・症状を軽減させる効果が期待されます。

脳血管障害などで片麻痺になった方や骨折をされた方、むくみがある方にやさしい

両手で靴が履けない方や骨折でギプスをされている方は介護用品の靴をつかうと脱ぎ履きしやすくなり安全に履けます。靴の脱ぎ履きが自分でできることは、介護の負担軽減にもつながります。
また、循環障害でむくみがある方は、朝夕でむくみの程度が変わってきます。むくみの変化に対応しやすい靴がおすすめです。
そのほか、リハビリが必要な方の場合、靴の脱ぎ履きをしづらかったり、転倒などの事故につながることもあります。安全かつ簡単に脱ぎ履きができる介護用品の靴が便利ですね。

介護用品の靴の選び方

身体状況にあう靴を選ぶ

靴を選ぶときは脳血管障害から起こる感覚障害(足の裏の感覚が分かりにくい)や糖尿病などから起こる循環障害がある方(足先の感覚が分かりにくい)は足先をしっかりと保護してくれるものがよいでしょう。また、かかとが脱げにくく、ベルトやマジックがある靴を選びましょう。

どういう目的・場所で靴を使うのか

室内用・屋内用によって必要な機能が違います。スリッパタイプは屋外で履くと、足底の素材が柔らかく薄いため痛くなったり、ケガしやすくなってしまいます。

介護用品の靴をきちんと履こうサイズの合わせ方

足のサイズ選びに注意してください。サイズの合っていない靴を履くと足先やかかとなどに痛みが生じるほか、変形を助長させます。あるいは靴が脱げて転倒する危険性もあります。

足のサイズの図る前の準備                                       
実際に履くときと同じ状態にします。また、いつも使う靴下や装具、季節により靴下の厚みが変わることを考慮しましょう。

足のサイズを測る場所は3箇所
足のサイズを測る場所は足幅・足囲、足長の3箇所です。

  • 足長 かかとからつま先までの長さ  
  • 足幅 足幅の最も広い部分の長さ 
  • 足囲 足幅の周りの寸法の長さ

足のサイズの測り方はこちらを参考にしてくださいね

足のサイズの測り方 | あゆみシューズの徳武産業株式会社 (tokutake.co.jp)

まとめ|介護用品の靴で安心して歩こう

きちんと足の状態に合った靴を履くと外反母趾などによる痛みを軽減することができます。また、足が踏みしめやすくなると歩行も安定します。

履く方の足の状態に合わせられる機能的な介護用品の靴はお近くの福祉用具販売店で取り扱っています。また、インターネットでも購入できます。購入される場合は、事前に足のサイズを確認してから購入しましょう。

介護用品の靴は、足の悩みや歩行をサポートしてくれる頼もしい味方ですよ。

投稿者プロフィール

川石 浩子
川石 浩子
理学療法士歴22年目になるWebライター。病院勤務で、医療保険・介護保険でのリハビリ業務に従事。現在は、デイサービスで高齢者の方への生活リハビリを提供。多くの介護者やご家族の方と関わってきた経験をもとに、介護をしているご家族の方へ情報を発信したいと活動中。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

TOP