親の介護、相談先がわからない方へ!相談先をまとめてご紹介します

親の介護、相談はどこにすればいい?親の介護について相談したいのに、どこに行けばいいのかわからずに悩んでいませんか?

在宅介護での対応や利用できるサービスを知りたいと思ってもデイサービス、デイケアなど種類が様々で、どれを使ったらよいのか戸惑われる方もいらっしゃるでしょう。

今回は親の介護に関する疑問や不安を抱えてお悩みの方々に、どういった機関に相談すればいいのか、どんな方におすすめなのかを詳しくご紹介していきます。

親の介護について相談できる機関①「地域包括支援センター」

まずは、地域包括支援センターです。

介護に関する総合的な相談ができることが特徴

地域包括支援センターは、高齢者の暮らしを地域でサポートするために作られた施設です。

保健師・社会福祉士・主任ケアマネージャーといった専門家が配置されているため、介護だけでなく医療や福祉など幅広く相談できることが大きな特徴です。

地域包括支援センターは主に自治体が設置しており、下記のような相談をすることができます。

【相談できる内容】

・介護や介護の予防など「保健福祉サービス」に関する相談

・介護に関わる日常生活での悩みや困り事などの相談

・介護保険の申請に関する相談

一言でいえば、「介護をはじめとする、高齢者のための総合相談窓口」として、幅広い相談先として利用できる機関です。

「親の介護が始まったけれど、何をどうしたらいいのか全くわからない!」という“介護初心者”の方々にとって、強い味方と言えるでしょう。

地域包括支援センターは全国で5270か所が設置されています(令和3年4月末現在)。

利用の対象となるのは?

対象地域にお住いの65歳以上の高齢者、またはその支援者

※支援者(家族など)が、利用の対象となる高齢者と離れて暮らしている場合は、対象となる高齢者が住んでいる地域包括支援センターを利用することになります。

こんな方におすすめ

・はじめて介護の相談をする方

・「何がわからないのかわからない」という状況の方

問い合わせ先

住まいのある地域を管轄する地域包括支援センターの場所は、下記の厚生労働省「地域包括ケアシステム」一覧から検索できます。

利用できる地域包括支援センターがわかったら、電話やメールで問い合わせましょう。

■厚生労働省「地域包括ケアシステム」

親の介護について相談できる機関②住まいのある自治体の役所

地域包括支援センターが遠方にあり利用しにくいという方は、お住いの自治体の役所に相談してみましょう。

介護の相談に加え、制度を利用する手続きも可能というメリットあり

役所は要介護認定の申請や介護保険制度の利用手続きに加え、地域住民に対する介護に関する総合的な相談も受け入れています

相談内容によっては、地域包括支援センターなど、より解決に適した機関へ紹介してくれることもあります。

また要介護認定の申請が必要だと判断された場合は合わせて申請に関する説明をしてくれるなど、手続きがスムーズに進むというメリットもあります。

利用の対象となるのは?

対象地域にお住いの方

※要介護認定の申請は年齢制限がありますが、相談に関しては年齢制限はありません

こんな方におすすめ

・他の相談窓口がどこにあるかわからないという方

・要介護認定などの手続きについても教えてほしい方

問い合わせ先

・お住まいの自治体の役所へ直接出向く

・お住いの自治体の役所のホームページからアクセスする

親の介護について相談できる機関③居宅支援事業所

介護サービスのエキスパートとして頼れる存在

居宅支援事業所とは、ケアマネージャー(介護支援専門員:介護保険に関するスペシャリスト)が常駐している事業所のことです。

ケアマネージャーは、介護が必要になった方が住み慣れた居宅で適切なサービスを受けられるよう、ケアプランの作成や介護サービス事業者との調整・連携を行います。

それに伴い、介護についての疑問や困り事の相談にも対応していますが、要介護1以上の認定を受けた方が対象となるため、認定を受けていない方は利用できません。

親の介護について、「介護サービスの具体的な利用を検討したい」という方にとっては強い味方となります。

利用の対象となるのは?

要介護認定を受けている方

こんな方におすすめ

・介護サービスの利用を検討している方

問い合わせ先

・市区町村の窓口または地域包括支援センター

・居宅介護支援事業所に直接問い合わせる

親の介護について相談できる機関④医療機関

入院中から退院後まで、医療の専門家に介護の相談ができる

ほとんどの病院には患者の診察・治療以外に病気やケガの受診相談、退院支援、介護保険についての相談など、幅広くサポートしてくれる相談室(地域連携室など)があります

在籍する医療ソーシャルワーカーに、入院中だけでなく退院後の介護に関する不安や疑問についても相談が可能です。

医療ソーシャルワーカーは患者の身体について適切な提案やアドバイスをしてくれるだけでなく、医師や看護師、行政などと連携して退院後の生活を支えてくれます。

利用の対象となるのは?

医療機関に入院・通院している方

こんな方におすすめ

・医療機関に入院中、あるいは退院を間近に控えた方

・医療機関に通院している方

問い合わせ先

・入院、通院している病院の地域連携室

・かかりつけ医に相談する

親の介護で悩んだら、抱え込まず対応可能な機関に相談を!

親の介護は、覚悟や予想をしていても実際に始まるとやはり不安や疑問が起こってくるものです。ご紹介してきたように相談できる機関は身近にありますが、慌てているとなかなか思いつかないものですよね。

親の介護について幅広く相談を受け付けてくれるのは、やはり「地域包括支援センター」でしょう。

既に親の介護が始まっている方はもちろん、まだ必要がないと思っている方も、お近くの地域包括支援センターの場所や連絡先を、わかりやすい場所に控えておくことをおすすめします。

親の介護で悩んだ時、困った時に何より避けたいのは、一人で抱え込んでストレスをためてしまうことです。

親の介護は家族が解決すべきと思い込まず、専門知識を持つ相談先をどんどん利用していきましょう。

そのために専門家がいてくれるのです。

まずはお近くの相談窓口で、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

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