ハオルチア オブツーサ -Haworthia obtusa-



透き通るように瑞々しい葉が特徴的な植物「オブツーサ」。南アフリカ原産の多肉植物「ハオルチア」を代表する人気品種です。

‘窓’ と呼ばれるガラス玉のような葉先から光をとり込み、水分をいっぱいに蓄えた葉を重ねて、こんもりとしたドーム型に成長していきます。



オブツーサをはじめとするハオルチアの愛好家は、国内はもとより世界各地に存在しますが、数年前、中国の富裕層などを中心に一大ブームが巻き起こったことで、苗の値段は軒並み高騰。

沢山の美しい品種を生み出していた日本の生産業者や愛好家のハウスは次々と泥棒に入られて、被害総額はなんと十数億円(!)とも言われている大変な時期がありました。



それほどまでに人を魅了してしまう植物。
近年では更に品種や生産技術の改良がすすみ、オブツーサだけでもかなりの数の新品種が生まれて、ネット上での販売はもちろん、街の園芸店などでも気軽に手に取れるようになりました。

窓の大きさや形、透明度、’条理’と呼ばれる葉の模様や肌の色など、それぞれの違いが魅力となり、コレクション性も相まって、いまなお多くの人々を惹きつけています。



ひどい暑さや凍るほどの寒さは苦手ですが、見た目以上に丈夫な品種です。
寒冷地以外では年間を通して軒下など屋外での栽培が可能ですが、明るい光と通風、月に1、2回ほどの水やりがあれば元気に育つので、照明を利用して室内で育てる方も増えてきました。



これから暑さが増す季節。おうちに小さな癒しのスペースを作って、涼しげなオブツーサと一緒に過ごしてみるのはいかがでしょうか♪




—–今月のひとこと—–

ここ広島も梅雨に入り、近年めっきり見かけなくなっていたカタツムリを久々に目にすることができました。そういえばカタツムリが進化したものがナメクジなのだそうで…あの背中には殻の名残の小さな甲羅が入っているのだそうです。殻があったほうがなにかと便利そうに感じるのですが、なにか困ることがあったのかもしれませんね…

*次回更新予定*
7月5週目(7月27日~7月31日)

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